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AGA治療は皮膚科で受けられる?AGA専門クリニックとの違いや皮膚科を受診するメリットを解説

aga治療 皮膚科

AGAは命に関わる病気ではないものの、髪型が他者に与える第一印象への影響は大小問わずあります。

一方で、「薄毛を気にしている」と他者に思われたくないと感じている人も少なくありません。

髪の毛が少なくなってきたり、頭皮が見えてきたりした人のなかには、AGA治療を検討している人もいるのではないでしょうか。

AGA治療は、皮膚科・AGA専門クリニックで受けることが可能です。

この記事では、皮膚科でのAGA治療やメリット・デメリット、病院の選び方を解説します。AGA治療を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。

皮膚科でのAGA治療について

皮膚科でのAGA治療について

AGAのメカニズムを教えてください。
性別や年齢は問わず、人間の髪の毛は50〜100本/日程抜けています。髪の毛には周期があり、成長期・休止期・脱毛期を繰り返しています。
AGAは早い人だと20歳代後半から発症し、髪の毛の成長期が短くなりますが、脱毛期のスピードは変化しません。そのため、髪の毛の総量が減少していきます。
また、進行性の病気であるため、治療しない場合は脱毛は増えていくでしょう。脱毛の原因としては、男性ホルモン・生活習慣・ストレスが関係しているとされています。
AGA治療の種類にはどのようなものがありますか?
AGAの治療には、内服療法・外用療法・注射療法の3種類に分類されます。

  • 内服療法:フィナステリド・デュタステリド・ミノキシジルなど
  • 外用療法:ミノキシジルなど
  • 注射療法:HARG・BENEV・プラセンタなど

内服療法は、髪の毛の成長期を阻害している男性ホルモンにアプローチし、内側から頭皮の状態を整えます。外用療法は男性ホルモンに関与するのではなく、髪の毛の成長因子の働きを助け、発毛を促進させます。
また、注射療法は、頭皮に直接薬液を注入する方法です。再生医療における線維芽細胞や脂肪幹細胞培養上清液を使用し、髪の毛の成長を促すとともに、成長の抑制因子を抑える働きがあります。
いずれの治療方法も、単独で行うのではなく、併用することでより高い治療効果を期待できます。

AGA治療は皮膚科でも受けられますか?
皮膚科でAGA治療を行うことは可能です。一般的な皮膚科では、AGAの原因が皮膚トラブルにある場合、皮膚科での治療がいい選択ともいえます。
AGA治療は薄毛が気になりだした際に、早期に始めるほど効果を期待できます。「まずは診察してもらいたい」と考えている人は、近くのかかりつけ医に受診することがおすすめです。
AGA治療を希望する人は、受診前にクリニックのホームページや情報サイトから、AGAの治療件数や治療法を確認するといいでしょう。
皮膚科ではどのようなAGA治療が受けられますか?
皮膚科で行うAGA治療は、内服療法がメインになります。フィナステリドやデュタステリドの処方が多く、クリニックによってはミノキシジル外用薬の取り扱いもあるでしょう。
頭皮の現状を維持したい人におすすめです。また、AGAの治療方針となるガイドラインは日本皮膚科学会が発行しています。そのため、どこの皮膚科クリニックでも安定したAGA治療が可能です。
AGAの原因を調べるために血液検査を行っている皮膚科もありますが、治療法の選択肢が少ない場合があります。個々の特有性に合わせた治療や個別のアプローチは難しいかもしれません。
多くの皮膚科で行う治療法は、脱毛を抑制する治療です。発毛効果を得たい人は、AGAの治療経験のある皮膚科やAGA専門クリニックの受診をおすすめします。
AGA専門クリニックとの違いを教えてください。
AGA専門クリニックとの違いは、内服治療以外の治療・発毛を目的とした場合の治療の有無です。皮膚科で使用する薬は、主にフィナステリドです。
フィナステリドは発毛効果よりも、今ある髪の毛の脱毛を予防するために使用されます。多くのクリニックでは、内服治療をメインにしており、AGA専門クリニックと比較すると治療法の選択肢は少ないといえます。
発毛を目的とした治療を検討している人は、AGAの治療を専門にしているクリニックがおすすめです。皮膚科は治療法の選択肢が少ないため、治療法に迷う可能性は低いでしょう。
AGA治療を皮膚科で受けた際の費用はAGAクリニックより安く抑えられますか?
AGA治療を皮膚科で受けた場合や、AGA専門クリニックで治療を受けた場合でも、自由診療のため費用は高くなります。
AGAは進行している疾患のため、継続的な治療が欠かせません。AGAの治療費用の相場は、約15,000〜30,000円(税込)です。
診察料は無料のクリニックもありますが、毎月の薬に関する費用がかかります。定期的な内服薬や外用薬だけでなく、注射療法や植毛はオプションメニューであり、追加費用が必要です。
経済的な負担になることもあり、毎月の治療費が確保できるかも検討しておきましょう。

AGA治療を皮膚科で受けるメリット・デメリット

AGA治療を皮膚科で受けるメリット・デメリット

AGA治療を皮膚科で受けるメリットを教えてください。
皮膚科でAGA治療を受けるメリットは、病院数が多く、ガイドラインに沿ったAGA治療を受けられることです。
皮膚科は病院数が多く、かかりつけ医があれば通院しやすいメリットがあります。また、日本皮膚科学会よりAGAの治療方針を提示しており、皮膚科では統一した治療を受けることが可能です。
ほかにも、AGA専門クリニックに受診することに抵抗がある人は、まずはかかりつけの皮膚科に受診してみる方法もおすすめです。
AGA治療を皮膚科で受けるデメリットを教えてください。
AGA治療を皮膚科で受けるデメリットは、クリニックにもよりますが治療法の選択肢が少ない傾向にあることです。皮膚科での治療は、頭皮の肌の状態を改善するのが目的です。一方AGA専門クリニックはAGA治療に特化しているため、脱毛の状況や頭皮の状態などから一人ひとりに合った幅広い治療の選択肢があります。
AGAの治療経験が豊富な医者の治療を希望する方は、AGA治療に特化した専門のクリニックをおすすめします。AGAは進行性の疾患ですから、長期的な治療が必要です。一定期間治療を続けても結果が出ない場合は、クリニックの変更も検討してみましょう。

AGA治療院の選び方

AGA治療院の選び方

AGA治療を皮膚科で受けるのにおすすめな人は?
AGA治療を皮膚科で受けるのにおすすめな人は、頭皮の現状維持・最低限の治療・クリニックへの通院のしやすさを考えている人です。
皮膚科では体内のホルモンバランスを整え、薄毛の進行を抑制する治療が中心になる可能性があります。そのため、発毛より現状維持を優先する人は、皮膚科でのAGA治療がおすすめです。
ほかにも、クリニックへのアクセスのよさを優先したい人にも、皮膚科での治療はメリットになるでしょう。
AGA治療をAGAクリニックで受けるのにおすすめな人は?
AGA治療をAGAクリニックで受けるのにおすすめな人は、自分に合った治療・発毛を希望している人です。
皮膚科では問診や視診がメインで治療法を決めていきますが、AGA治療を専門としているクリニックでは、血液検査や遺伝子検査にも対応しています。
血液検査は皮膚科でも可能ですが、検査の結果を十分にAGA治療に活かせるかは定かではありません。そのため、より個人に合わせた治療を受けることができるでしょう。
医師もAGAを専門とした治療経験が豊富であるため、定期的な診察で効果を感じなければ治療の選択肢も増やすことができます。
また、注射療法や薬の種類も増えるため、発毛効果も期待できるでしょう。

編集部まとめ

編集部まとめ

AGA治療する前の印象では、実年齢より+3歳ほどの年齢で見られることがあります。しかし、治療後には実年齢より-4歳ほど若く見られます。

髪の毛は印象だけでなく、自分のQOL向上にもつながり、ポジティブな感情が生じるでしょう。

AGA治療は早い段階で行うほど、効果を期待できます。まずは、近くの皮膚科に受診し、頭皮の状態を診察してもらいましょう。

AGA専門クリニックでは、オンライン診察を選択することもできます。

私用や仕事の都合で診察の時間が確保が難しかったり、周囲の人にAGA治療を知られたくなかったりする人にもおすすめです。

AGA治療のためにクリニックへ受診できない、または受診しにくい人は、自分に合った受診方法を検討していきましょう。

参考文献

この記事の監修歯科医師
坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

坂本 好昭医師(慶應義塾大学医学部 講師)

慶應義塾大学医学部 卒業、同形成外科 入局。 フランス ネッカー小児病院留学を経て2016年より慶應義塾大学医学部 形成外科 講師

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