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抜け毛の毛根を見て薄毛のリスクを確認しよう!再生医療やAGA治療などの方法についても解説

抜け毛の毛根を見て薄毛のリスクを確認しよう!再生医療やAGA治療などの方法についても解説

毛根の状態を見るだけで、髪が健康か健康でないかを見分けられることはご存じでしょうか。本記事では、毛根の健康状態とその見分け方、ケア方法、AGA治療薬や再生医療について詳しく解説します。

抜け毛の毛根を見て薄毛のリスクを確認しよう

毛根や毛は一つ一つ形が異なっており、その健康状態を表しています。健康的な毛根の状態や、抜け毛となる毛根の特徴について説明します。

毛根とはどういうものですか?
髪は毛幹と毛根から成り立っています。毛根は髪の成長と栄養供給を担う部分であり、毛母乳頭と毛母細胞から構成されています。毛母乳頭には血管や神経が含まれ、これが髪の成長を促進させます。同時に、毛母細胞は毛母乳頭内で新しい髪を形成し、その成長をサポートします。

髪の成長サイクルでは、成長期、退行期、休止期などが繰り返され、これらのプロセスが健康な髪の成長に不可欠です。外部の要因や生活習慣の変化によって髪の成長サイクルが乱れると、抜け毛の進行が早まることがあります。

健康的な毛根の特徴について教えてください。
毛根の形状は、髪の健康状態を把握する手がかりとなります。 ふっくらとした毛根の形状は、毛根が健康であることを示しています。また、正常な毛根は、根元の部分が白っぽくなっています。この白さは、メラニン色素が毛根から毛髪へ完全に供給され、髪が寿命の終わり近くまで成長したことを示しています。

透明な膜である毛根鞘が見られる場合もありますが、これは毛根と頭皮をしっかりと結ぶための自然な組織であり、問題はありません。髪全体に栄養が供給されると、髪の毛は太く、ハリを持ちます。毛根の形状を観察し、定期的なケアを心がけることで、髪を健康な状態に維持することができます。

薄毛になるリスクが高い毛根の特徴について教えてください。
薄毛のリスクがある毛根には、5つの特徴が存在します。

1つ目は、毛根が細いか、あるいは毛根がなく真っすぐになっている場合です。これは毛根の寿命が短くなる兆候であり、栄養不足や血行不良が引き金となっています。

2つ目は、毛根の先端から細い毛が生えている場合で、新しい髪が生えてもすぐに抜ける可能性があり、毛根が頭皮にしっかりと根付いていないことを示しています。改善には、シャンプーや洗髪方法、食事の見直しが必要です。

3つ目は、毛根がギザギザしている場合です。これは過度なダイエットや強いストレスなどが原因とされています。毛根が細くなったり太くなったりしていたら、慢性的に髪が不健康な状態です。

4つ目の毛根がとがっている場合は、ストレスやホルモンバランスに異常がある場合を示しています。これは円形脱毛症の特徴の一つとされています。

最後に、毛根に白い付着物がある場合は、皮脂の過剰分泌や洗い残しのサインとなります。シャンプーの成分を見直したり、洗髪方法を改善することが重要です。

毛根が休眠すると薄毛になる

毛根が休眠すると薄毛になる 毛根の死滅イコール薄毛ではありません。薄毛は毛根が休眠状態になることで、発症します。ここでは、薄毛になってしまう原因を、毛根に焦点をあててお伝えします。

毛根は死滅することはないと聞きました。どういうことですか?
毛根が死滅するとは、毛を生み出す毛母細胞の機能が停止することを指しますが、レーザーによる脱毛などの刺激がない限り、ほぼ発生しません。髪が十分に成長しない主な原因は、毛根が一時的な休眠状態にあることです。毛根は非常に丈夫で、十分な栄養が供給されれば、休眠状態から復活し、新しい髪が生まれる可能性があります。
毛根が休眠状態になる理由について教えてください。
毛根の休眠状態の主な原因は、過度な飲酒・睡眠不足・食生活や喫煙などの生活習慣の乱れです。 過度な飲酒は、アルコールの分解過程で生成されるアセトアルデヒドが体内の亜鉛やアミノ酸を消耗し、タンパク質の生成を阻害します。睡眠不足も毛根に悪影響を及ぼします。成長ホルモンの分泌は睡眠中に促進されますが、不足すると毛根が休眠状態に入ります。また、食生活にも気を付けましょう。バランスの取れていない偏った食事では、タンパク質や亜鉛、ビタミンなどの必要な栄養素が不足してしまいがちです。最後に喫煙です。ニコチンが血管を収縮させ、毛母細胞への栄養供給を悪化させるため、喫煙者は抜け毛が起こりやすいとされています。

健康な毛根を保つケア方法

健康な毛根を保つケア方法 若くして髪を失うことを望む人は多くないでしょう。そこで、健康な毛根を保つためのケア方法を詳しく解説します。

健康な毛根を保つケア方法にはどのようなものがありますか?
健康な毛根を保つためには、いくつかのケア方法があります。 まず、バランスの取れた食事が欠かせません。特にビタミンやミネラル、タンパク質を意識的に摂りましょう。また、頭皮の血行を促進するために、適度な運動も大切です。全身の血流が良くなることで、毛根に酸素や栄養が行き届きやすくなります。 さらに、シャンプーとコンディショナー選びも大切です。自分の髪質に合った製品を探し、毛根への負担を減らしましょう。 最後に、ストレスの管理です。過度なストレスは抜け毛の原因となりますので、ストレスを発散させ、リラックスする時間を持つように日頃から心がけてください。
頭皮マッサージの方法を教えてください。
頭皮マッサージは、心身のリラックスや頭部の血行促進に効果的です。マッサージ方法としては、人さし指、中指、薬指の指の腹を使って、頭皮に適度な圧力をかけながら前後に指を動かします。頭皮全体を覆うようにして、左右に指を滑らせる動きや、髪の生え際から指を左右に動かすことで、頭皮全体を柔らかくもみほぐしましょう。さらに、円を描くような動きで頭皮をマッサージすると、血行が促進され、栄養が毛根に行き渡りやすくなります。
正しい洗髪の方法を教えてください。
髪と頭皮の健康を維持するためには、正しい洗髪の手順が重要です。最初に、ぬるま湯で髪を十分にぬらします。これにより、髪にシャンプーが均等に広がりやすくなります。次に、適量のシャンプーを手に取り、手のひらでよく泡立てます。泡立てたシャンプーを頭皮から毛先まで広げ、指の腹を使って優しく洗います。そして、ぬるま湯で泡を十分にすすぎ、髪の水分をタオルで優しくふき取ります。ドライヤーは、熱風を近距離であてすぎないようにします。これにより、髪の乾燥やダメージを最小限に抑えることができます。

AGA(男性型脱毛症)治療について

AGA(男性型脱毛症)治療について AGAの概要をはじめ、治療薬の種類、作用・副作用についてわかりやすく説明します。

AGA(男性型脱毛症)とはどのような病気ですか?
AGA(男性型脱毛症)とは、男性ホルモンであるテストステロンがジヒドロテストステロン(DHT)に変換され引き起こされる、慢性的な脱毛症の一種です。遺伝的な要因やホルモンの影響が関与し、頭頂部や前頭部からの脱毛が典型的な進行パターンです。AGAを発症すると、細くて短い髪が生え、最終的には毛包(毛穴の下部分)の閉塞が起こり、新しい髪の成長が難しくなります。
AGA(男性型脱毛症)の治療方法について教えてください。
治療法としては、フィナステリドやデュタステリド、ミノキシジルなどの薬物療法があります。しかし、毛根の状態によっては薬物療法が効かない場合があります。そのため、できる限り早く、医療機関で診断を受けることが重要です。また、AGAを専門にしているクリニックであれば、費用は高額になりますが、再生医療を取り入れていることがあります。
AGA(男性型脱毛症)で用いる薬の種類について教えてください。
フィナステリドは、男性ホルモンのDHT生成を抑制し、それによって毛包の縮小を防ぐ働きがあります。同様に、デュタステリドもDHTの生成を抑制し、脱毛の進行を遅らせます。ミノキシジルには塗り薬と内服薬の2種類があり、毛包の血流を増加させ、髪の成長を促進します。 ただし、これらの治療薬には、肝機能障害の悪化、初期脱毛の発生、性欲の衰退などの副作用がありますので注意が必要です。服用する際は、医師の指導に従い、十分な説明を受けるようにしましょう。

毛髪再生治療(幹細胞再生治療)について

近年、幹細胞再生治療が注目されています。そこで、幹細胞再生治療の概要や薄毛治療における作用を詳しく解説します。

幹細胞再生治療とはどのようなものですか?
幹細胞再生治療は、患者自身の体内から採取した幹細胞を利用して組織や臓器の再生・修復を促進する治療方法です。加工した幹細胞を再注入することで、損傷した組織や臓器に幹細胞が集まり、新しい細胞の生成が期待できます。関節疾患、心疾患、神経疾患、脊髄損傷など、幅広い分野で応用されています。
幹細胞再生治療の毛髪への効果について教えてください。
幹細胞治療は薄毛や脱毛に対して、毛母細胞の活性化や毛包の健康維持促進を通じての増毛が期待されています。ただし、これらは研究中の治療であり、その作用には個人差があります。幹細胞治療を受けても、髪が増えない場合もあると留意する必要があります。そうしたリスクを十分に理解した上で、治療を検討することが重要です。

編集部まとめ

毛根の成り立ちから、抜け毛が起きる原因、ケアの仕方、治療方法の種類を十分に理解いただけたかと思います。すでに薄毛が進行している方もそうでない方も、本記事が薄毛のケアや治療を行う際の参考材料になればうれしい限りです。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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