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抜け毛が多い原因とは?自分でできる対処法や病院での治療について解説!

抜け毛が多い原因とは?自分でできる対処法や病院での治療について解説!

自分の抜け毛が気になったことはないでしょうか。抜け毛が増えてくると頭頂部が薄くなっていないかなどと心配になってしまいますよね。今回は、髪の毛が抜ける原因やその対処法について紹介します。今すでに抜け毛が気になっている方もそうでない方も、今後の参考にぜひ読んでみてください。

まずは正常な抜け毛かを確認しよう

まずは正常な抜け毛かを確認しよう 抜け毛には、正常な抜け毛と異常な抜け毛があるのをご存じでしょうか。ここでは、それぞれの抜け毛の違いについて紹介します。ぜひ自分の抜け毛をセルフチェックしてみてください。

正常な抜け毛とはどういうものか教えてください。
正常な抜け毛は自然脱毛と呼ばれ、性別や年齢を問わず誰にでも日々起こっているものです。成長が終わった毛が抜けても一定期間がたつと新しく発毛があるので、髪の量はほぼ一定に保たれます。抜ける量としては1日に50本程度で、抜け毛の毛根がふっくらと丸いものであれば正常な抜け毛と考えて問題ないでしょう。
正常な抜け毛と異常な抜け毛の見分け方を教えてください。
正常な抜け毛か異常な抜け毛かは、抜け毛の本数や毛根の形のほか、毛の太さを確認することでチェックできます。そのため、1日に100本以上抜けている、毛根部分が細くよわよわしい見た目をしている、毛がギザギザととがっている、といったときは、異常な抜け毛かもしれません。また、髪の毛と毛根の境目のくびれがあまりなく、全体的に毛が細いのも特徴的です。

抜け毛が多くなる原因

自然と抜けている毛ですが、その数が多くなる原因にはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、抜け毛が増える原因について紹介します。

抜け毛の原因にはどのようなものがありますか?
抜け毛が増える原因はさまざまです。代表的なものには加齢やストレス、生活習慣の乱れのほか、カラーやパーマ、シャンプー、ヘアケアなどが合っていないことによる髪への負担などがあります。 年齢を重ねると毛髪の成長に大切な毛包という皮膚組織が小さく弱くなってしまいます。毛根を作ったり、抜け毛を食い止めたりと重要な役割をしている毛包ですが、加齢とともに衰退していくことは自然の流れで、避けることはできません。そのため、加齢を加速させるような行為は避け、なるべく規則正しく健康的な生活を送るように意識することが大切です。ストレスや生活習慣の乱れで体への負荷がかかると、髪の成長に必要な組織や栄養分の生成が滞り、結果的に抜け毛を増やしてしまう原因となります。 髪自体への負荷についても同様で、頭皮が乾燥したりダメージを受けたりすることで頭皮環境が悪化し、抜け毛を増やしてしまいます。 実はこれら以外にも抜け毛が増加する大きな原因があり、それが遺伝と脱毛症という病気によるものです。抜け毛があまりにもひどい場合には、脱毛症である可能性を考えてみてもいいでしょう。
脱毛症の種類について教えてください。
脱毛症にはいくつか種類があり、円形脱毛症や男性型脱毛症(AGA)、女性男性型脱毛症(FAGA)、女性型脱毛症(FPHL)などに分類されます。また、持病などの合併症として起こる脱毛症もあります。 まずは円形脱毛症について紹介します。円形脱毛症とは遺伝や自己免疫疾患などを理由として、頭部に丸く円を描いたような脱毛班ができるのが特徴です。重度の場合は、頭部だけでなく全身に脱毛がみられることがあります。 次にAGAという名前で知られている男性型脱毛症についてです。AGAは成人男性に起こりやすい脱毛症で、男性ホルモンが原因となり、生え際や頭頂部から抜け毛が起こる進行型の疾患です。成人男性で抜け毛がひどい場合には、まずこのAGAを疑っていいでしょう。このAGAが女性に起こった場合はFAGAと呼ばれ、女性に起こる脱毛症状を総称してFPHLと呼びます。加齢のほか、過度なダイエットなどによるホルモンバランスの乱れもこうしたFPHLの要因となります。

抜け毛の対処方法

抜け毛の対処方法 次は、抜け毛を減らすためにできる対処法について紹介します。老化を加速させないためにできること、抜け毛を増やさないためにできることはたくさんあります。日常生活の中で意識できるものばかりなので、ぜひ参考にして改善してみてください。

抜け毛を減らすために自分でできる対処方法を教えてください。
まずは、生活習慣を見直すところから始めてみましょう。バランスの良い食事を摂り、睡眠を十分にとりましょう。頭にはさまざまなツボがあるため、頭皮のマッサージを行うのも効果的です。また、頭皮も肌と同じように強い紫外線を浴びるとダメージを受けて老化してしまうので、日頃から帽子をかぶったり頭皮用の日焼け止めスプレーを活用したりして、刺激から守りましょう。育毛剤などを使用して毛を太く力強いものにする方法もありますが、抜け毛がひどいと感じるときには、早めに医療機関を受診するのがおすすめです。
髪の毛に良い食事や食品にはどんなものがありますか?
タンパク質やビタミン、ミネラル、コラーゲン、ヨウ素など、髪の毛にとって大切な栄養をバランスよく摂ることを心がけましょう。髪の主成分となるタンパク質は、魚や肉、大豆から摂取しましょう。頭皮の血行や新陳代謝を促進するために、緑黄色野菜やナッツ、柑橘類、玄米、レバーなどもおすすめです。また、わかめやひじき、昆布などの海藻類は髪の成長に必要なヨウ素を摂るのにピッタリです。 一方で、辛いものやカフェインも摂りすぎると抜け毛の原因となってしまうため、摂取量に注意するようにして、食生活を見直しましょう。
正しいシャンプーのやり方について教えてください。
最初に、髪の毛の汚れを浮かせるために丁寧なブラッシングを行います。そのあとは、まずお湯で予洗いを行ってください。ここで取れる汚れも多いので、爪を立てないように指の腹で入念に洗いましょう。温度は37〜40度程度のややぬるめがおすすめです。そのあとシャンプーをしっかりと泡立て、頭皮をマッサージしながら洗いましょう。最後のすすぎも重要です。ここで洗い残しがあれば、それが汚れとなり頭皮にダメージを与えてしまうので、シャンプーが残らないように丁寧にすすいでください。そのあとはタオルで優しく水気を取り、ドライヤーで乾かしてください。自然乾燥は禁物です。

抜け毛治療について

抜け毛治療について 自宅でのケアで改善できる部分は多いですが、生活習慣を見直しても改善しない、あまりにも抜け毛が増えた、生え際が気になるなどの場合は早めに医療機関を受診しましょう。ここでは抜け毛の治療について紹介します。

抜け毛の治療を検討しています。どのような医療機関を選ぶべきですか?
成人男性の場合はAGAである可能性が高いと先述しましたが、AGA治療専門のクリニックへ行くのは抵抗があると感じる人も少なくないでしょう。皮膚科や内科であってもAGAの治療を行っているクリニックや病院があるので、まずはそこから受診を始めてみてもいいかもしれません。たとえ処方される薬が一緒であっても、皮膚科的アプローチ、内科的アプローチは異なる場合があるので、いくつかの医療機関に相談してみるのもいいでしょう。
抜け毛治療にはどのような療法がありますか?
抜け毛治療には、内服薬での治療、外用薬での治療、注入療法、植毛と大きく分けて4つの治療法があります。始めは内服薬と外用薬で治療する場合が多いですが、改善がみられない場合やより高い作用を求める場合には、頭皮に直接毛髪の成長因子を打つ注入療法も検討しましょう。これらの3つの治療を行っても反応がない場合は、植毛を行うのも手です。医師と相談し、頭皮の状態に合わせて治療法を選択してください。また、近年では再生医療技術を毛髪に利用する医療機関も増加傾向にあります。
髪の毛の再生医療とはどのようなものですか?
毛の成長のために必要な毛包の根本には、毛包幹細胞という細胞が存在します。抜け毛がひどい人は、この毛包幹細胞がうまく機能していない可能性が考えられます。私たちの体の中には幹細胞というほかの細胞に分化する能力をもつ細胞が存在し、その幹細胞を毛包幹細胞に分化させることで、毛包幹細胞を活性化させ毛髪の成長を促すのが、髪の毛の再生医療です。従来の治療で抜け毛が減らなかった人でも受けられる治療であり、近年注目が集まっています。

編集部まとめ

いかがでしたか。毎日髪の毛は入れ替わり成長を続けていますが、あらゆる影響で成長する毛に対して抜ける毛が増えてしまうと、髪の毛全体の量が減ってしまうことになります。そうならないために、抜け毛が多くて困っている方はここで紹介した対処法や治療の検討をしてみてください。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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