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幹細胞点滴の効果とは?メリットとデメリットも解説!

幹細胞点滴はまだ登場したばかりの新しい治療法です。様々な病気の回復が見込まれると言われており、より近代的な治療法といえるでしょう。
しかし、その実態を完全に把握しているという方は決して多くはないように思われます。一般的に幹細胞点滴はアンチエイジング効果があるという話が知られていますが、実際には様々な難病の治療にも役立つと言われています。
ただ、最先端の治療法というキーワードだけが先行しており、その効果がどのようなものか、またメリットだけでなくデメリットもあるのかなど心配な方もいるでしょう。
そこで幹細胞点滴で得られる効果について、メリットとデメリットを交えて解説します。

幹細胞点滴とは?

幹細胞点滴にはどのような治療法がありますか?
幹細胞点滴とは、老化に伴い現れてくるシミやくすみ、しわ、抜け毛などの改善に効果があると言われている最先端の医療です。幹細胞点滴治療とも呼ばれていて、幹細胞治療と幹細胞培養上清液点滴という2つの治療法が存在しています。
2つの治療法の違いとしては、幹細胞治療は文字通り幹細胞を使用した治療であるのに対し、幹細胞培養上清液点滴には幹細胞が含まれていないという点が挙げられます。
幹細胞治療は自らの幹細胞を採取してから培養し、また患部に戻すという治療法です。 自らの細胞を使うことで副作用などの心配もありませんし安全性も高いのが利点ですが、費用は高額なのが難点です。
一方、幹細胞培養上清液点滴には幹細胞は含まれていません。こちらは体内にある骨髄や脂肪などの幹細胞を培養した上澄み液を利用した治療法です。この培養された液には、サイトカインと呼ばれる体にとって有益なタンパク質が含まれています。サイトカインは色々な種類があり、アンチエイジングや傷の治療などにも効果を発揮すると言われています。

幹細胞点滴の効果は

幹細胞点滴はどのような治療で行われますか?
現在、幹細胞点滴は様々な治療に対して使用されています。代表的な例で言えば、アンチエイジングや免疫機能上昇、皮膚疾患の緩和、糖尿病の改善などが挙げられます。
身近なものとして、やはり若返りを望む人が多いことから特にアンチエイジングに注目が集まっているようです。肌のターンオーバーを促進することで、肌質の改善にも効果があります。そのため老化が理由で発生する気になる肌のシミやくすみ、しわなどに対しても一定の効果が期待できるでしょう。
肌質の改善だけでなく体全体の若返りにも応用されており、例えば抜け毛、薄毛治療にも効果があると言われています。
また、アンチエイジングのみならず内臓機能の改善を促すことで糖尿病などの疾患の治療に用いられることもあります。
幹細胞点滴による治療の効果を教えてください。
アンチエイジングなど若返りを期待する人にとって、最も気になるのが幹細胞点滴を受けた時に得られる効果ではないでしょうか?幹細胞点滴は、体の外側ではなく内側に作用して少しづつ肌質を改善させていきます。また、抜け毛や薄毛などの見た目の気になる問題も、IGF-1といったサイトカインが育毛や発毛と関係しているため効果があるといえるでしょう。しかも、ゆっくり効果が現れるので違和感がないこともポイントです。
また内臓の機能を回復させるため肝臓などを正常な状態へ戻す効果が期待でき、糖尿病の改善にも効果があるとされています。そのほかにも体全体の免疫機能の向上や、さらには動脈硬化やED、脳梗塞や脊髄損傷、アトピー性皮膚炎などの改善も期待されています。
幹細胞点滴による治療効果はどのくらいの期間で感じられますか?
幹細胞点滴による治療を受けた際に、実際に効果が感じられるまでの期間は幹細胞治療と幹細胞培養上清液点滴では異なります。
幹細胞治療はゆっくり時間をかけて治療していく方法です。老化などが理由で弱くなった細胞を根本の部分から修復させていく治療法ですので、時間は掛かりますがその後も長い期間効果が持続すると言われています。
一方の幹細胞培養上清液点滴は、個人差もありますが早く効果が現れる方で2〜3週間程度で治療効果を感じられます。1度治療を受けただけでもある程度の効果を期待できますが、長くその状態をキープさせるためには、ひと月に3〜5回は治療を受け続ける必要があります。
費用的には幹細胞治療の方が高くなり、特別な認可を受けた医療機関以外では治療を受けることはできません。
幹細胞培養上清液点滴は治療にかける頻度は多くなりますが、幹細胞治療と比較すると費用としては圧倒的に低い金額で収まりコストを抑えることができます。
幹細胞点滴による注意点はありますか?
幹細胞点滴の治療をすることで様々な恩恵を受けることができますが、治療自体できない方もいます。
例えば、癌を患っている人、現在妊娠をしているかその可能性がある人、幹細胞点滴を行った際にアレルギー反応が見られる人が挙げられます。
アンチエイジングを期待して幹細胞点滴を受けようと考えている人は、上記に当てはまらないか事前に確認をしておきましょう。
また、幹細胞点滴を受けた人は治療後、献血ができなくなります。
幹細胞点滴はまだ最先端の治療として利用されたばかりです。そのため、まだ完全にどのような例外があるのか把握しきれていない可能性があります。
これまで定期的に献血に協力をしていた方もいるかもしれませんが、幹細胞点滴を受けた際は今後はできなくなるということを覚えておきましょう。

幹細胞点滴の効果によるメリットやデメリットについて教えて下さい

幹細胞点滴の効果で得られるメリットは何ですか?
幹細胞点滴のメリットとしては、その効果を期待できる対象が広い点が挙げられます。例えば、幹細胞点滴を受けることでアンチエイジングの効果を期待でき、この点はいつまでも若くありたいと思う方には最高のメリットと言えるでしょう。
また、免疫機能の向上や、アトピー性皮膚炎など皮膚に起きる疾患などの緩和も期待できます。さらに内臓機能の回復を促進することで、肝硬変や糖尿病、アルツハイマーなどの症状の緩和や予防効果があると期待されています。
また、定期的に点滴を受けることで体全体の健康を維持することにもつながるとも言われています。
幹細胞点滴の効果によるデメリットは何ですか?
基本的に幹細胞点滴には、これといったデメリットはないと言われています。
ただ、まれにですがアレルギー反応を引き起こすこともあるようです。自身の細胞を利用しているためアレルギーはほとんどの方に起こりませんが、何らかの理由によってアレルギー反応が起きる可能性もあるということは覚えていても良いでしょう。
他にも、幹細胞点滴を行う際の注射により内出血が発生することがあります。また、注射跡の痛みが続いたり、腫れたり、刺入部に熱感を感じるということもあります。しかし、症状は一時的なもので数日もすれば自然に治るでしょう。また、このような身体的な副作用以外のデメリットとしては、高額な治療費があげられます。
アンチエイジングや難病に対しても期待されている治療法ですので、専門的な医療機関での診療が必要です。そのため、どうしても費用は高額になってしまいます。幹細胞点滴を受ける際には、治療費に関してしっかり調べておく必要があるでしょう。

編集部まとめ

幹細胞点滴は、アンチエイジングや様々な疾患の治療効果に期待されている最先端の治療法です。
肌に現れるシミやしわに対しても非常に効果的と言われており、薄毛や発毛などへの効果、さらには難病などに対しても効果を期待でき、比較的副作用も少ないといわれています。
しかし、高度な治療を要するため費用は比較的高額であるというデメリットもあります。
それでも、これまでになかった新たな治療として大きな期待が持たれている治療法ですので、気になる方は試してみてはいかがでしょうか。

参考文献

この記事の監修歯科医師
山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

山下 真理子医師(くみこクリニック京都駅前院)

京都府立医科大学医学部医学科 卒業 / のべ10年以上の美容皮膚科勤務を経て、現在はくみこクリニック北山院に勤務している。コロナ以前は、大阪医専にて、医療従事者の教育にも関わった経験がある。

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